国内外の行事、催事、イベント、記念に鋳造された造幣局製の金属工芸品

造幣局「崑崙八仙」七宝入り銀章牌の紹介
七宝入り銀章牌「崑崙八仙」は、原図「舞楽図屏風」(俵屋宗達作・醍醐寺所蔵)より舞楽の一つ「崑崙八仙」の絵柄を採用されたものになります。※ ※宗達が描いたものも元になった舞楽図(古図)から抜き出したものと言われていますので、厳密には舞楽図(古...

造幣局「久蔵桜」七宝入り銀章牌の紹介
久蔵桜、聞き慣れない桜の名前かと思えば、国宝「桜図」の制作者、長谷川久蔵から由来するもの。本作の作品名を「桜図」と言わず、「久蔵桜」の固有名を付けたところに造幣局(制作者)の金属工芸品に対する情熱を感じます。 七宝入り銀章牌 久蔵桜の仕様や...

造幣局「群鶴図」七宝入り銀章牌の紹介
本章牌は、尾形光琳筆による「群鶴図屏風」から図柄を採用されたものになります。 六曲一双の屏風絵の大作であり、左右の鶴達が中央に集い遊歩する姿は優美、それぞれの動きを感じ取ることができます。本章牌では、その一部の図柄を採用されたものであります...

造幣局 袈裟襷文銅鐸文鎮の紹介
本文鎮は、国宝指定である「袈裟襷文銅鐸」(香川県出土)から図柄を採用されたものになります。 銅鐸部分を大胆に浮彫りにし、青銅製の経年の特徴を緑青仕上げにて表現されております。図柄に関しては、原図である銅鐸を忠実に再現されていることから七宝の...

造幣局製貨幣文鎮の紹介(貨幣彫り菊陽刻)
造幣局製の金属工芸品は、様々な式典やイベント等で記念品として用いられておりますが、こちらの貨幣文鎮も古くから見られるものになります。 貨幣彫りに陽刻菊があしらわれた文鎮で、多く見られるものは青銅製になりますが稀に純銀製のものも出回っておりま...

造幣局 七宝入燕子花文鎮の紹介
本文鎮は、尾形光琳筆による『燕子花図』の六曲一双屏風から図柄を採用されたものになります。 燕子花図は、尾形光琳の初期の代表作として知られ、群青と緑青と金地が織り成す色彩の美が現代でも多くの人々を魅了する作品だと思います。燕子花(かきつばた)...

地方自治法施行60周年記念千円銀貨幣収納ケース(七宝メダルなし)の紹介
地方自治法施行60周年記念千円銀貨幣は、平成20年(2008年)から販売が開始され、平成28年(2016年)までの8年間、47都道府県の記念貨幣が発行されておりました。他にも5百円バイカラー・クラッド貨、バイカラー・クラッド貨のプルーフ仕様...

第五回東京国際コイン・コンヴェンション記念「鳳凰と桐」の紹介(1994)
第五回東京国際コイン・コンヴェンション(1994)の記念の品として発行された「鳳凰と桐」になります。 東京国際コイン・コンヴェンションは、コインの日である5月1日前後に毎年開催され、日本橋のロイヤルパークホテルには国内外の造幣局やコイン商が...

造幣局 螺鈿章牌の紹介(1983)
本章牌は、正倉院宝物「螺鈿箱」から図柄を採用されたものであり、昭和58年(1983年)頃に製作された造幣局製の記念品になります。 財団法人や社団法人など行政機関と関わりを持つ団体などで、記念品として扱われていたものがよく見られます。 螺鈿章...

造幣局 狩猟文文鎮の紹介
本文鎮は、正倉院南倉に伝わる狩猟文銀壺から図柄を採用されたものになります。 狩猟文銀壺は、正倉院宝物の中でも最大の古銀器であり、日本中を見ても最高峰と呼ばれる銀壺として有名です。 狩猟文文鎮の仕様や図柄、彩色、デザインについて写真と共に記載...