上の画像は、ヤフオクに出品されていた造幣局製七宝章牌の一部です。3点程並んでおり外箱に少し違いが見受けられると思いますが、個人的には右の『秋田竿燈まつり』の黒い箱に馴染みがありますね。
また、左の『仙台七夕まつり』は白い箱ですがこちらはあまり見たことがありませんでした。(真ん中の『よさこい祭り』も箱に商品案内が巻かれていますが、仙台七夕まつりと同様の外箱だと思われます)
七宝章牌本体は同じ仕様で作られていると思いますが、ケースに若干の違いがみられるようです。個人的には見慣れないものでしたので最初は本物か偽物か勘ぐったりしていました。とはいえ造幣局製であることは間違いないみたいですね。
となるとケースが違うだけなので大して気にすることでもないじゃないかと思いますが、コレクションするならケースも同じ形状のもので揃えたいところ。それと専用箱であってほしいと思うのが心情ってものです。(やっかいコレクターかもしれませんが)
ちなみに私がコレクションしている七宝章牌と言ったら下の画像のようなもの。よさこい祭りになりますが、コレクターの方なら見慣れたものかと。
箱の色は黒。帯はありません。(画像にはありませんが外箱に白のスリーブも付いています)
化粧箱の裏蓋には「よさこい祭り」の刺繍入り。商品説明の紙を挟むゴム紐のようなものはありません。
冒頭の画像にあった『仙台七夕まつり』と『秋田竿燈まつり』では、外箱は白無地、帯付き化粧箱は裏蓋が白無地、ゴム紐付きでした。
これらの違いを考えると専用箱と汎用箱のような違いがあるのだと思います。
では、この違いがどこからくるのかと言えば、おそらくですが通常販売と受注販売の違い。現在ほぼ毎年販売されている七宝章牌は500個の限定販売品になります。通常販売で購入する分にはいつもの専用箱だと思われますが、この他に造幣局のお客様サービスセンターに問い合わせの上、購入も可能なようです。
購入に関しての詳しい情報は、造幣局の金属工芸品のカタログを拝見するとわかりますが、たしかにご案内の一文に以下のようなものがありました。
製品の仕様(ケースや重さ等)、販売価格につきましては、諸般の事情により変更することがございますのでご了承願います。
また、こちらのカタログでは七宝章牌の参考画像も掲載されておりますが、化粧箱は裏蓋が白地、ゴム紐付きであることも確認できます。
※造幣局の金属工芸品のカタログは、造幣局HP HOME > 造幣局製品を買う > 製品説明 > 金属工芸品 のページ内リンクより見ることができます。
以上になります。特に中古で購入を検討されている場合になると思いますが、章牌本体以外の外箱や化粧箱といった部分も同じ様式で合わせて揃えたい場合は確認されるのがいいのだと思います。