2023年5月25日時点のチャート覚え書き
円安になればドルベースの先物価格は下落するし、円高になれば上昇する。
外国株式や為替、FX、仮想通貨、先物取引をされている方にとっては馴染みのある話だと思いますが、さほど詳しくないと瞬時に計算は到底無理な話です。自分でもピンとこない感じだったため、ドル円と銀先物(ドル・円)でチャートを並べてみました。
チャートの期間は、2020年1月~2023年5月時点です。コロナ前から推移が分かるように抽出しています。
分析というほどの話ではないので覚え書き。
ドル円と銀先物(1オンス/ドル)チャート
相関がより見られるのは、2022年の円安相場になってから。円安になればドルベースの銀先物価格は下落し、円高にふれれば上昇しています。
ドル円と銀先物(1オンス/円換算)チャート
1オンス=31.1グラム
例えば、円換算で2,000円の場合は、2,000円÷31.1グラム=1グラム64.3円 と計算することができます。加えて、直近の3,000円超であれば、3,000円÷31.1グラム=1グラム96.4円 になります。
足元で銀の価格が上昇していることがわかります。
銀先物のドルと円換算の相関チャート
当然ながら正の相関。一方が上がればもう一方も上がります。2022年以降の円安相場では相関関係が崩れているようにも見えますが、2022年10月には150円をつける程に円安が進んだため、ドルベースで1オンス20ドルを割れることもありました。ただし、その間に銀そのものの価格が下落しているわけでないのは、円換算の折れ線を追うと分かります。
なお、投稿時点の2023年5月25日14時00分時点では、銀先物(1オンス)=23.152ドル、円換算($23.152×¥139.579)=3231.5円 でした。足元でも依然として上昇を続けているようです。