アンティークであったりレトロであったり、古めかしくもその時代の良さが伝わる品物が好みの方は、妙なコレクションをお持ちであったりするかもしれません。私もそういった品は以前から興味があり、普段使いの物や身に付ける物でも一部は少し古い物を持ち合わせていたりします。
例えば写真の時計は、SEIKOのワンプッシュクロノ。1964年の東京オリンピック開催の折に発売された時計です。何度か修理に出していますが今でもたまに身に付けて外出しています。
この他、グラスや皿などの陶器類も骨董品として愛好される方もいらっしゃると思いますが、今回は金属工芸品を主に載せてみました。普段から造幣局製の金属工芸品を載せていたりしますが、個別に載せるには少し外れた品物を。
お時間あればご拝読よろしくお願いいたします。
国際老年学協会の記念品(翁)
1978年、国際老年学協会の東京開催の折に関係者に配られたお品と思われます。
日本の伝統芸能である歌舞伎を題材にした日本らしい風合いの品でありますね。
地金は銅製と思われます。二人の翁は七宝により彩られ、味のある作品だと思います。
改めてみるととても作りの込んだ品だと思いますので、いつか個別にまとめてみたいと思います。
世界青年会議所の記念品(舞妓)
Jaycees International World Congress 1980.
大阪で開催の世界青年会議所の記念品と思われます。JCI(Junior Chamber International)は詳しく存じ上げておりませんが、銀製(たしかSILVER925)のメダルに舞妓の絵柄。大きな物ではありませんが、鮮やかな色使いが舞妓の華やかさを引き立てています。
ケースには造幣局製とあり、メダル背面にも「造幣局」の刻印が見られます。
明治百年記念の肖像牌
とても大きい。約25cmの明治天皇御肖像牌。銀製に見えますが、素材は銅製で表面に銀メッキを施されているのではないかと。大変立派なお品で、間近で見ると重厚感がよく伝わります。作りの粗さは見られますが、味のあるいぶし銀といった感じだと思いました。
古いシガレットケース(or 名刺入れ)
一風変わって、古いシガレットケース。名刺入れにも使えます。絵柄の部分は、金属に彫りを入れてあるものではなく、シールで貼られているような簡素なもの。とはいえどことなく時代を感じさせるお品ですね。
また、ケース内も一工夫。上下の面は木製の板で補強されております。一時期仕事でも名刺入れとして使っておりましたが、派手さもあることでひと目についてしまうため落ち着いたものに変えました。
古い陶器絵ピルケース
表面の絵柄は陶器製。ハート型の可愛らしいピルケースです。他にも10種類くらいありましたがいくつかは譲ってしまいました。
内側には鏡も付いています。なかなかピルケースとして使うことはありませんが、家の飾り棚に今でも並べています。
以上になります。他にも源氏物語の貝合わせや百人一首、古銭や古い葉書なども少しだけ持っていたりします。少しサイトと趣旨違いになりそうなので紹介するのは憚られますが、機会があれば載せてみたいと思います。